学生の方、会社員の方、多くの方が通学、通勤で公共交通機関を使います。多い場合では、片道2時間くらいかけている人もいるのではないでしょうか?この時間を有効に使えたら…と考えつつも、満員電車だとできることも限られるし、席が空いたらついつい寝てしまうと思います。私もだいたい片道1時間半かけて通っているので、その気持ちすごくわかります。そこで、約5年間の電車通学を通して通勤時間中にやるべき学習法を紹介していきたいと思います。
どのような学習が効率的なの?
私が5年間、通勤中に色々試してみて気づいたことは
【深い思考を要しないものをやる】
です。
まず経験から、電車やバスの中で論文や計算系をやるのは非常に効率が悪いです。というのも、それらの学習は手を動かしたり、頭を使ったりしないと深い理解につながらないからです。通勤中にやったとしても、家でもう一回やる羽目になります。
では、どんな学習をするのが効率的かというと、ずばり頭は使わないけど学習する必要のあることです。例えば、言語です。皆さん、日本語が話せることはコミュニケーションをとるうえで重要なことですが、日本語を学習するのに頭を使って学んだ感覚はありますか?より高度な言い回しや敬語の使い方などは別として、最低限の使い方なら自然と身についたと思います。それは耳ベースで親や周りの人の言語を聞いて学んだのです。つまり学ぼうと思っているわけではなく、自然に習慣として学んだわけです。大人になった今そう言った学習法はなかなか習慣化しにくいですが、もし習慣化したら学習することが苦痛に感じなくなると思います。言語に限らず、頭を使わない物ってほかにもたくさんありますよね?
受験生なら社会、理科の暗記、社会人ならツイッターや新聞で情報をシャワーのように浴びる。また、今や1人1つスマートフォンを持つ時代なので、YouTubeで興味あることを受動的に学習することもおすすめです。とにかく、頭を使わないでやることです。
通勤時の学習を習慣化する方法
電車内などで学習すべき学習テーマはわかりましたが、実際に実践し継続できなければ成果は生まれません。ではどのように学習を習慣化し継続することができるのでしょうか?結論から言うと、【3日間続けてみる】です。
私の尊敬する高校時代の先生が言っていました。「世間では3日坊主はダメと言われるけど、俺は大いにいいと思う。3日坊主はまず実践はしている。これは大半人ができないこと。そして3日続けられるのであれば、1か月は継続できるし、1か月継続できればもっと継続できる。あとは3日坊主になる瞬間に、それを始めるときと同じようにモチベージョンを上げるだけでいい。」
当時、先生の言うことをあまり信じていなかった私ですが、この言葉はなるほどなっと納得しました(笑)。
つまりここで言いたいのは、「なにしたらいいかわからない」「それって本当に効率的なの」などと考える前に、自分がやるべき、またはやりたいと思ったことを実践してみるということ。そして、眠いとか面倒くさいと思ってきたら、なんで自分がこれをやろうと思ったのかを思い出して、モチベーションを上げていきましょう。それを繰り返すうちに、3日坊主が5日坊主、1週間坊主とかになって、習慣化されていきます。
同じようなことがTEDの動画でも言われていますので、興味のある人は見てみてください。3,4分と短いですが内容はかなり深いので、共感したらすぐ実践してみることです。まあ、少し誇張表現もありますが(笑)…
「The time is money」ではなく、「The time is more precious than money」です
最後に、「時は金なり」ということわざがありますが、私は「時は金以上に重し」だと思います。もちろんお金は大切なのですが、それ以上にその人の考え方、経験が大切になってくると思います。今後、終身雇用も破綻してくるでしょうし、年金も雲行きが怪しいです。そんな中で頼りになるのは自分が磨いてきたスキルと経験です。今の自分の時間の使い方を見直し、文字通り1分1秒を大切にしてほしいです。それが今後の人生を豊かにするための手段の1つだと思います。
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