せっかくウィーンに旅行したら、ウィーン少年合唱団の歌声を聞きに日曜ミサに参加したいと思う人もいると思います。
ここでは、日曜ミサに参加してみたいけど、疑問がいっぱいな方のために以下の3つの項目について解説します。
この記事が読者の素敵な旅をサポート出来たら幸いです。
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・日曜ミサのチケット購入方法
・開催される場所・日時
・日曜ミサに参加する上での注意点
日曜ミサのチケット購入方法
日曜ミサに一般の観光客が参加するには、観覧するためのチケットが必要です。
チケットの種類は以下の2種類があります。
・当日配布の無料立見席
・前売りの有料観覧席
無料立見席
ウィーンのミサは、当日限定で無料の立見席が設けられています。
入手方法はいたってシンプルで、ミサの会場の前でひたすら待ちます。
ミサ開始30分前くらいになると、係の人がチケットを先着順に配ってくれます。
私は不安だったので1時間くらい前から並んでいましたが、10人くらい前に順番待ちしている人がいました。
ただぎりぎりに来た人にも、無料のチケットがいき渡っていたので、よほどのことがない限り、観覧できないということはないです。
ただ、順番が早い人順に何回かに分けて入場するので、いい位置で見たい場合は早めに並んでおく必要があります。
ミサの時間が1時間ちょっとと比較的短いこともあり、個人的には立ち見で十分満足できました。
有料観覧席
立ち見や順番待ちをしたくない人は、事前にネットでオンライン予約してもいいと思います。
おすすめの予約サイトは、Culturallです。
日本語で予約できますし、Webでのレビューを見ても高評価が多いです。また、キャンセル対応なども比較的簡単にできるので、予約するならこのサイトで間違いなしです。
金額は、一番高い平土間の席で4500円くらい。一番安いバルコニー席で1500円くらいです。ただし、安い席は柱で見えなかったり遠すぎたりと問題もあるので注意してください。
有料チケットの購入は日本の旅行会社が提供するオプショナルツアーで申し込むこともできますが、基本的に高いです。
自分で予約するのがめんどくさい、より確実にチケットをゲットしたいという方はベルトラやHISで申し込んでみてはいかがでしょうか?
もし、オペラのチケットも購入したい方は、こちらも参考にしてください。
【ウィーン】オペラチケットを公式サイトから予約する方法
ウィーンに旅行したら必ず訪れたい観光スポットが国立歌劇場。 しかし、実際にネット予約しようと思うと、残念なことに公式サイトはドイツ語。 途中で挫折してしまったり、高いけど日本の代理店で予約する人も多いと思います。このサイトでは、公式サイトでのチケットの買い方を詳細に解説し読者がスムーズに予約できるよう手伝います。
開催される日時・ 場所
まず日時に関しては、毎週日曜日の朝9:15分から開催されます。
そして、ほとんどの方が迷われるのが開催場所です。
大体の旅行関係のサイトだと、「ホーフブルク宮殿王宮礼拝堂」とか書いてあります。
私も行ったとき、「ホーフブルク宮殿王宮礼拝堂」に行けばいいんだな!と思ってましたが、GoogleMapで調べたら…
広っ!!
私だけでなく、他の外国人の方々もスマホ片手にうろうろしてました。
それだけわかりにくいんですね。
目印は上の写真の神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世の像です。
ここまで、は多分Map見ながらであればこれると思います。
ここはかなり有名なところで昼時などは、ホーフブルク王宮や右に見えるカフェに入る人でにぎわいます。
ミサ目的だと、朝早いのですごく閑散としていますが、それはそれで趣がありますよ。
さて、ここまでこれたら後ろを振り返って、赤いスイス門を探してください。
写真撮り忘れてしまったのでこちらを参考にどうぞ。
門をくぐり向ければ、ミサの会場へ到着です!! お疲れ様です。
日曜ミサに参加する上での注意点
「ミサに参加するときに知っておくべき、注意点って何だろう?」
観光客にとっては、少年合唱団の曲がメインかもしれませんが、キリスト教徒にとってはすべてがイエスキリストの復活を願う大事な儀式です。
ミサ中に涙ぐむ人や隣の人と抱き合う方などもいます。
一方で多くの観光客の中には、キリスト教徒ではない方も多く式中話をしたりフラッシュで撮影している人などもいました。
また、ウィーン少年合唱団だけがお目当てで、合唱団がどこにいるのかきょろきょろする人も多数いました。
合唱団はミサ中は、参加者から見えない位置で歌っており、最後の1曲だけ祭壇で歌いますので、どうぞ皆さんはきょろきょろしないでください。
落ち着いて司祭の1言1句に集中しましょう。
言っている内容はわからないかもしれませんが、その姿、息遣い、抑揚、キリスト教徒の人の 反応から歴史を感じてほしいと思います。
もちろん、少年合唱団の歌声は形容しがたいほど素晴らしいです。
でも、歌声だけならYouTubeで見れます。教会でせっかくミサを見るなら、その背景を考えながら参加することをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?
少しは疑問が解決したでしょうか?
多分現地に行ったら、わからないことだらけだと思うので、そんな時はGoogle先生と近くにいる人に聞きまくりましょう。
英語が話せなくても、良識のあるヨーロッパ人はちゃんと人の話を聞いて推測してくれます。
別に間違っても少し恥ずかしいと自分が思うだけです。
あとで、笑い話やブログのネタにできるのですから、むしろお得なので失敗を恐れずチャレンジしてきてください。
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